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Colorz-O's hair catalogue / Creep perma その2

その1に続きまして、実際に行った施術についてです。

予約のお電話はTさんで、
ご主人が学生の頃からご来店(かれこれ20年くらいかな。)

ご希望はパーマでした。


Tさんの髪の状態はといいますと、

根元から5~6cmは新生毛ですが、
毛中から毛先にかけて前回カラーをした部分が残ってて、
もともとの髪質は細く、柔らかい。

で、ご希望は、

「面長な輪郭を目立たないようなふんわりしたパーマ。」


まさに、クリープ・パーマをかけるにふさわしい状態です。



実際にご来店いただいてから、
クリープ・パーマの説明をさせていただいたところ、

「ぜひ、私で試してください。」

と言われたので、
今までより時間が余分にかかることをご了解いただいたうえで施術をしました。



★パーマ1液と2液の間に起きる髪内部のコルテックスの移動をクリープといいます。
 コルテックスというのは、実際にパーマやカラーが作用するところで、
 何度もアルカリ処理をすることによって損傷は激しくなります。



ためしに言いますと、
今までならパーマ液をシスティン、選定するロッドは少し細め。
重みを残すためにグラデーションを重めにカット、
セニングは極力しない...うんぬん。

でも、やっぱり髪の痛みは増してしまいます。(-.-:)


では、今回の手順を述べてみます。

1.プレトリートメント
2.ロッド・ワインディング
3.1液塗布:CAC化粧品パーマ液・チオタイプを使用~32℃の赤外線で5分加温処理
4.中間水洗:1液のアルカリをしっかり除去する~42℃:クリープ促進
5.中間トリートメント
6.スチーム処理:45~48℃で5分
7.加温処理:スチーム処理したままの状態でキャップで覆い
  赤外線32℃10分(クリープ化)

★この時点であの独特のパーマ臭は軽く残るくらいでした。

8.中間水:クリープ停止のため。
9.ドライ:髪内部の水分を除去して、コルテックスを形状記憶させる。
  (ガラス化)
10.2液塗布:常温処理~3分×3回
11.ロッドオフ~シャンプー
12.アフタートリートメント

★今回使用したトリートメントは全てPPTで、
 水の分子を細かくする~クラスター~作用ありです。


to be continued.....その3
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