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gauguin  月と六ペンス

ゴーギャン展が、今日から東京国立近代美術館で開かれました。

彼は個人的にとっても好きな画家で、彼の絵には
絵心が無い私にも、なぜか心を揺さぶるものがあります。



中学の美術の時間で一度は観たことある絵ではありますが、
その頃は全く気になりませんでしたね~


次に彼の絵に触れるきっかけになったのは、
高校の英語の時間でした。


"Maugham's magic cup"


教科書の最初にあったその文章は今でもはっきりと覚えています。


なんとなくその作家に興味を持って、まずは図書室へ行くと
作家・劇作家としてかなり有名な人たということが分かり、
これまでも、
”雨”や”手紙”のような作品の名前を聞いたことがありました。


で、まずは短編から読み漁って、続いて長編へ。
(結局、高校~浪人時代に彼の世に出てる作品は全て読んだと思います。)



その中でも、いまだに心に引っかかるような作品がこれ。


月と六ペンス.jpg


最初はただただ読み通して、その後再び読んでみると、
疑問に思ったり、怒りを覚えたりしながらも
この作品に惹かれました。(過去完了進行形です。)


この主人公、画家のストリックランドのモデルが”ゴーギャン”だというので
今度はゴーギャンの作品を見通すことに。


で、今もすっかりとりこになってるわけです。
(あの原始的な”何か”が心を捉えて離さないですよね~)


ゴーギャン我々は.jpg(wikiより)



ps:きっとモームもこころ惹かれるものがあったとは思いますが、
   彼は作家ですし、人間の内面を鋭く、
   時には、えげつないまでに曝け出すので、
   もっと醒めた目でみてたんでしょうね。

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