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囲碁 : やっぱり囲碁が好き!  vs my father

先日の連休に久しぶりに父と囲碁を打ちました。
前回は父が肺炎で2週間ほど入院~退院後でしたので、ほぼ3ヶ月前かと思います。

その時は約2時間ほどで3局(3ゲーム)を互先(ハンデなしの意味)で打ちました。
結果は父の2勝。

父は強い時で初段~2段格だったので、最初はかなりハンデをもらって打ってました。
ちなみに先に自分の石(弱い方は通常黒石)を2~9個、所定の位置に置いてから始めます。
この黒石1個で約11目(11ポイント)のハンデと言われています。

今回月日が空いた理由は、
前回対局後に父が少し寝込んだと聞いていたので、しばらく対局を控えていました。(^-^:)

今回は午後1時から計5局打って、終わったのが5時半でしたので
約4時間半の対局。こちらが疲れてしまいました。

最初の対局で私が見落としがあって、死ななくていい石が死んでしまったので負け。
その後もハンデなしで4局とも負け。
大負けした1局を除くと、他は15目(15ポイント)ほどの差でした。
つまり、先に2目置いてちょうど良いということになります。
(ハンデ1目で2階級の差~例えば、初段と2級~があると言われています。)

囲碁はルールは簡単だけど、その面白さをわかるには難しいと言われてるそうですが、
こちらは囲碁界の最高位である棋聖位の張棋聖が我が子のために作った4路の碁盤ゲームです。

見た目が可愛いので、子供さんが遊ぶにはとても効果的。
通常の対局が19路盤なので、ごくごく狭い範囲での戦いの勉強になります。

私から言わせていただくと、囲碁棋士(将棋棋士も同じです。)たちは天才です。

前述の張棋聖も数学が得意だったと聞くし、
名人本因坊位にある山下さんも小学校3年生の時に、高校生の公文式の問題が解けていたということです。

韓国では学校の授業に囲碁が取り入れられているし、
「逆もまた真なり」
であれば、囲碁の勉強を小さい時にしておけば、数学力が上がるのでは?

今はこんな碁石(?)もあります。
考案されたのは、作家の夏樹静子さんで、「目に優しいグリーンで。」

他にも「これが碁盤?!」というデザイナーブランド物も登場してるそうで、
取っ掛りとしてはなじみやすいと思います。

デジタル溢れるこの時代に、あえてアナログのゲームはいかがでしょうか?(^-^)

やっぱり囲碁が好き!~NHK杯囲碁トーナメント

(日本棋院より)

先週の日曜日にNHK杯囲碁トーナメントの決勝が行われました。
早碁としては歴史も権威もそれなりにある棋戦です。

全50名で戦われ、前年の優勝者と準優勝者がシード。
他にはタイトル保持者と女流棋士も4名の枠があります。
残りは純粋に前年度の獲得賞金額で埋まるので、
ここに出てくるだけでも名誉だと棋士の方々は口にします。

さて、
結果は、関西棋院の結城九段が優勝しましたが、
彼はここ4年間で3回目という強さです。
私がこの番組を観るようになって5年目ですが、
その時の優勝者が今回決勝で負けた羽根碁聖でした。

TV棋戦なので、お互いの表情を見ながらその真意を垣間見ることが出来ます。
勝負ももちろんですが、棋譜だけでは伝わらないその人間性が面白いです。

今回の解説は日本棋院理事長で名誉碁聖の大竹氏。
この方もこのトーナメントで5回の優勝を飾っている、
一時代を築いた大棋士の一人です。

もちろんその時代のことは全く知りません。が、その打ち回しは
”大竹美学”と言って、石の形が美しいことで有名だそうです。

以前彼の解説を見たときに、両対局者にかなり辛辣なことを言っていたので
正直その時は、「いやみなおじさんだな~」なんて思ってました。(^-^:)

ところが今回は両対局者、およびその一手一手に際して
「素晴らしい!」
「さすがの一手!」
などと、まるで子供のようにはしゃぐ場面も多々あり、
前回の時の印象とは別人のようでした。

あ~この人は「素晴らしい手には素直に感嘆し賞賛する方」なんだということに気づきました。

そういえば、以前の解説時はまだトーナメントの序盤で、
凡手があったり、失着があったりと、
大竹氏からすると、許し難い対局だったのでしょう。

今回も対局後に検討の時間がありましたが、
”囲碁好きなおやじさん”のように
若い対局者二人と楽しそうにしていたのが印象的でしたね~

今回もベスト8に元優勝者や元タイトル保持者が顔を揃え、
非常に白熱した戦いが続きました。

また、女性では初めて謝女流名人がベスト8に進出されたのは
「お見事!」の一言です。
(しかも前回の優勝者山田NHK杯を破ってのことです。)

その前に終わっていた将棋のNHK杯は羽生さんが10回目の優勝を飾り、
なんと40代の速さで名誉NHK杯となりました。これまた凄い!

次回は4月8日から第60回目のトーナメントが始まります。
もちろん若い棋士の方々にもどんどん頑張って欲しいもんです。(^-^)/oh!

やっぱり囲碁が好き! : 第58回NHK杯テレビトーナメント

久しぶりの更新となりました。(^-^)

個人的な趣味ですが、頭脳ゲームの一つである”囲碁”が好きです。

さて、1年間通してTVで毎週観戦できるのが今回のタイトルでもあるこの番組。

すでに、

今回、前NHK杯結城九段、若き井山名人、昨年2人目のグランドスラム(7大棋戦勝者)を達成した張棋聖他

現タイトル保持者たちが負けていきました。

いよいよ今月からは準々決勝が始まってます。

対戦はというと、

依田九段対河野九段

三村九段対宮沢九段

趙二十五世本因坊対秋山八段

羽根九段対山田九段

最初に勝ち抜いたのは、元天元位を3連覇した実績を持つ河野九段を破った

過去3連覇を含め5回優勝を誇る依田元名人です。

で、

先週の放送で8年前にこのNHK杯を制した三村九段を破ったのが

1回戦から勝ち上がり、途中元名人本因坊の高尾九段を破り、

続いて元本因坊の王九段も蹴落とし、井山名人を破って勝ち上がってきた三村九段をも

厳しい内容の碁で破ったのが宮沢吾郎九段。

(対局の解説には同門の後輩でもある武宮九段があたりました。)

さてこの宮沢九段、対戦前に意気込みを聞かせるんですが、

いたって謙虚。朴訥と控えめな抱負を述べておりました。が、しかし!

いよいよベスト4に勝ち上がってくるとは、ほんと凄いことです!(^-^)/oh!

いつぞや申し上げたと思いますが、この宮沢吾郎九段、

あの”魚くん”の実の父であります。ぎょぎょぎょ~

このあと、元王座の山田九段と元本因坊・元天元・元棋聖の羽根九段との勝者と戦うことが決まっています。

出場者最年長の60代で、ここに来て3大棋戦リーグにも再び参加する力を持っています。

対戦中に時折相手を睨むような表情をして、盤上の鬼のようお顔をしながら

これまた鬼のような一手を繰り出すことがあり、

一切の妥協をしないその姿勢に思わず

「吾郎頑張れ~」

と声援を送りたくなってきます。(^-^)/hurray!

.

今月中にはベスト4が出揃い、いよいよ優勝へ手が届くところまできます。

超「”ダークホース”に宮沢吾郎さんに1票入れさせていただきます。

囲碁の中身はもちろん、軽妙な味のある解説者の存在ももちろん、

でもなんといっても

対戦するそこに垣間見える人間くささが私をひきつけて放しません。

最後の最後まで、己の持ち味を尽くした真剣勝負が見たいです!

だから、やっぱり囲碁が好きなんですね~(^-^)

私ですか?

まだまだ修行が足りません。(-.-:)

さかなくんのおとうさん。

今日は現在北海道は旭川で、囲碁”天元戦”が行われています。

山下道吾(どうわ)本因坊・天元に結城九段が挑戦する五番碁(先に3勝したほうが勝ち)ですが、

このお二人、来月中国で行われるアジア大会へ揃って出場されるそうです。

ほんと、昨日の友は今日の敵なんですね~(^-^:)

さて、

私が唯一TVで観戦してるのが、”囲碁NHK杯”なんですが、

ちなみに結城九段は現在2連覇中。

とはいえ、

先日の対戦で負けてしまったので、3連覇は消えてしまいました。

先々週の2回戦で、宮沢九段VS高尾元名人本因坊(九段)戦がありました。

宮沢九段は昨年還暦を迎え、対する高尾九段は30代前半。

一般的に、

頭脳を使うゲーム(囲碁は中国・韓国ではスポーツの扱いだそうです。)は、

若い方が有利だと言われているそうです。

う~ん、そんなことはないと思うのは私が歳を取ったせいでしょうか?(-.-:)

話を戻しますと、この勝負、宮沢九段が鮮やかに勝ちをおさめました。

最初は全く分からなかったんですが、

その一手一手が

「そうくるか、じゃあこういうのはどうだ!」とか、

「しょうがない、ここは少し譲るかな。」とか、

会話になってるんですね~もちろん、解説をしてくださる先生がたがいてよりよく分かるんですが。(^-^)

さてさて、この宮沢九段とはこんな方です。

(日本棋院より)

北海道の出身で、囲碁界の名門木谷一門の門下生。

普段はとても優しくて、誰からも慕われる人柄だそうで、

実際に自己紹介を拝見していても、朴訥な人柄が伝わってきます。

が、

対局中の顔つきは怖くて、時折相手を睨むその目に”勝負師”を感じます。

で、この宮沢九段、あのさなかくんのおとうさんです。

いつだかTVでさかなくんが

「私の父は高名な囲碁棋士で、私もその道に進むことを望んでいたはずです。うんぬん…」

彼自身の中にも、親のあとを継がない負い目みたいなものがあったということも話してましたね。

でも、今の彼をみてると

ここまで”さかなくん”自身の道を突き進んできて、

立派にその地位を確立しましたよね。

確かに最初TVで観た時は少し異様な感じがしましたが。(^-^:)

さてさて、

見事に1・2回戦と勝ち上がった宮沢九段。

さらなる還暦パワーをみせていただきたいと思っています。ガンバ!(^-^)

やっぱり囲碁が好き! ”依田塾”

久しぶりのブログアップです。(^-^)/

最近は対局することはありませんが、大きな対局があったりすると気になって棋譜を見ています。

現在は名人戦が行われてるまっ最中で、若干21歳の井山名人が

前名人本因坊であった高尾九段を3-0のストレートで勝ちを重ねているところ。

七番勝負なので、ここで高尾九段には奮起していただいて、密度の濃い戦いを見せてもらいたいと思いますね。(^-^)

さて、今回は棋戦についてではなく、ある棋士のブログについてご紹介を兼ねて書いてみます。

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、こちらがそのブログ主の依田九段です。

かつては名人4連覇、NHK杯3連覇など、一時代を築いた棋士で、

もちろん今も第一線でバリバリ活躍されています。

タイトルの通り、ご自分で囲碁塾を開かれていて、

特に子供たちの教育に力を入れていることがわかります。

決して囲碁の世界のことだけでなく、これから生きていく上で必要なこと~道徳観など~を

子供の目線でわかりやすく教えています。

とりわけすばらしいと思うのが、

ご自身の息子さんたちだけではなく、そこに集う子供たちへ接し方。

単純に”包容力”と言うのが正しいとは思いませんが、

子供にはわかるまで丁寧に教えてあげる。

ついつい、

「面倒だな~」とか、「時間がないんだから。」と、

こちらが言うことだけ言って

「続きはまた時間のある機会に….」なんて、大人ならいざしらず、

子供が納得出来ないまま過ぎていった時間は戻りませんよね~(-.-:)

囲碁に興味がなくても、子育てや子供の目線・考え方など、

興味のあるかたはぜひ一度のぞいてみてください。(^-^)

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