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ドラマ”仁”完結編

今年に入ってからこんなことを思ってました。それは、

「最近ドラマがまた増えてきたような気がするな~」

お客さんと話していても、やはりみんなそう感じてるようで、

実際に増えてるんでしょうね。(^-^)

で、先日完結編が終わったTVドラマ”仁”

最初のほうは観たり観なかったりだったし、

今回のシリーズもたまたま初回を観たら面白そうなので、

3話から録画するようになりました。(滅多にしたことあ~りません。)

さて、最終回の後編、現代に戻ってきた仁が分かった(説明が付くから?)のは

”パラレルワールド”で、これはやっぱりそうだったのか~って思ってました。

ただ、

龍馬の船中八策がドラマでは九策になっていたので

あの世界も我々が今生きている世界とは別の世界なんでしょう。

さて、物語の中でよく出てきた言葉がありますね。

「神は乗り越えられる試練しか与えない。」

つい先ほど知ったのですが、脚本家の森下さんという方が宗教学科のご出身だそうで

たぶん聖書第一コリントの部分からの引用だと思いました。

原文ですと、

「(神は真実な方ですから)あなたがたを耐えられないような試練に会わせることはなさいません。」

個人的にはそのあとに続く文章のほうが大切かと思っています。

「~むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えてくださいます。」

つまり、

「試練(精神的・肉体的?)に耐え抜けるように、そこで脱出の道を探せるように鍛えてくれます。」

実際にドラマの中で南方仁は何度も途方にくれながらも

咲さんをはじめ、周囲の協力を得て、一つ一つ道の入口を探し出してました。

ドラマを通じて根底にあったのは宗教観さえただような

”献身的な愛”だったように思います。

もし神がいたずらに人の心や生命を弄んだのであれば、

あそまで練った脚本にはならなかったかと。

そして最後に仁にも咲さんにも、そして未来さんにも新たなチャンスを与えてる。

人はチャンスがあってもそれに気付かなかったり、取り逃がしてしまうことがほとんどでしょう。

しかし彼、仁はそのチャンスを引き寄せた。

最後は出来過ぎかもしれませんが、ちょっと”大人のファンタジー”って感じで

気持ちよく騙された気分。

そう、いい気分です。(^-^)

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