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地震のない国から。

先日近くのしんきんへ行った際のこと、

振込終わって出てきたところで日系ボリビアのHくんとばったり会いました。

「ちょうど良かった。今度帰国することになって、挨拶に行こうと思ってたところでした。」

聞けば、H君の奥さんが今回の地震でノイローゼになってしまい、

急遽帰国することになったそうです。

(Hくんに会ったのが金曜日で、帰国は月曜日。)

「ちょっと揺れただけでもパニックになるし、

「荷物やらごみやらを片付けなくちゃならないので大変です。」

Hくんが最初に来店してから約20年経ちます。

そのときはまだ独身で、日本語もたどたどしかったのが懐かしい。

「向こうで生活していけるだけの仕事があれば問題ないけど、

「今は強盗やら殺人が増えて、とても治安が悪いし、

「一人で帰ってくるかもしれないので、そのときはまたよろしくお願いします。」

南米はチリとペルーの一部を除けば地震はありません。

我々日本人(特に関東)は地震に慣れています。

果たしてそれが良い事だとは思いませんが、

今回の余震程度では、「またか…」と思うくらい。

今回地震があって、津波がまざまざとその恐しさを示して、

その後原発の更なる恐怖を日々知ることになっています。

それでも我々はほぼ現在の土地から離れることはありません。

(被災者となって、いやおう無しに転居を迫られた場合は別ですが。)

フランスは自国民を帰国させるために専用機を出し、

隣国である韓国や中国の方々も帰国しています。

上海在住のU君曰く、

「毎日原発のニュースがTV・新聞で取り上げられてる。」とのこと。

とにかく今回は奥さんの不安感を静めることが最優先課題でしょう。

こちらは地震発生直後に撮影しておいた店内・周りの風景です。

台風以外での停電は記憶にありません。

電気を失って麻痺した店の中。

・ 

晴れた青空に消えた信号機。そして防災頭巾をかぶって集団下校する子供たち。

こちらはいつものディーラーさん”宮島商会”が寄付してくれたタオル6ダースと

手指の消毒液16本です。 

「まだ十分に水が使えないところもあると聞きました。」

うちは組合を通して支援金を送りましたが、

使い捨てにしていただいてかまわないタオルも4ダース送ります。

川崎ラゾーナ近くにある”川崎キリスト教会”の牧師先生たちが

先月一度仙台方面へ物資を持って行き、今回は第2弾を明日水曜日夜に川崎をたつというので

集めた物資を持っていっていただくつもりです。

「今、本当に必要としているところへ必要なものを届けたい。」

個人から集まったたくさんの物資を届けてくれるでしょう。

被災地のみなさんが復興に安心して向かえるように、

東電はしっかりしろよ~ほんと。

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